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にゃんと忍道

ソロで彷徨う猫日記。 よん?

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 以前PCの画質について書いてすぐ消したことがあったのですが、グーグル先生の検索にhitするので改めて書きます。記事は長くなるので折り畳みにします。

 自己責任でお願いいたします。
 



▼まず最初に
ボクのパソコンは
A)ノートパソコン:ペンチ3HIで4000
B)デスクトップパソコン:ベンチ3HIで9000
となっていますので、設定の際の参考にして下さい。



▼1. FFXI Config
まずFFXIの標準のコンフィグの説明から。
FFXI Configを起動させるといくつかの項目(以下タブ)があります。タブの左側から順に説明します。

▽Global
Globalのタブで設定できるのは
・MipMap Enable
・GammaBase
・ショートカットを作成
・ゲームパッドの設定
の4つで、ショートカットとゲームパッドの説明は省略します。

MipMap Enableなどという言葉は普段耳にしませんし、説明書を呼んでも理解しがたいと思います。
これは遠方のテクスチャ(画質)を綺麗に表示しますか?通常通り表示しますか?という設定です。誰だって綺麗な方が良いのにON/OFFがあるのは、PCのスペックによっては動作が重くなったりすることがあるためです。

実際にMipMapをONにする(チェックを入れる)と遠くの風景やキャラクターがスムーズに表示され、OFにする(チェックを外す)とギザギザしたまま表示されてしまいます。例えばこれがOFFになっていると、遠くの木がギザギザしてしまい、枝の一部が途切れたりします。これを解消するための手法がMipMapなのです。

最近のパソコンではONにしても問題ないので、これはONにしておきましょう。
なお高スペックPCに関しては(自己責任で)レジストリを変更することで、もっと綺麗に表示することが可能です。これについては一番最後に書きますが、この設定をするためにもこの項目はON(チェックを入れる)にしておきましょう。

次のGammaBaseですが、これは画面の明るさの調整です。
夜になると暗くて見にくい!という方は『+』の方向に動かすと明るくなります。
明る過ぎて目が痛い!という方は『-』の方向に動かすと暗くなります。
ただあくまで画面全体の明るさの調整なので、細かい調整をしてバランスを整えることをオススメします。
夜でも明るくて見やすい設定にすると、砂丘や砂漠で「目が!目が!」となる恐れがあります。

▽ScreenSize
ScreenSizeの設定ですが
・Front Buffer
・Back Buffer

の二つの項目があります。しかしこれも説明書を読んでもさっぱりわかりません。

例えばA4の紙に書いた絵を、A3の紙に拡大コピーしてみてください。とても汚くなると思います。
そしてこのA4の紙が実際の画質(Back Buffer)で、A3の紙がモニタに表示されボクらが目にする画質(Front Buffer)なのです。
分からない?じゃあプロジェクタ(スクリーンに映像を投射する機械)を思い浮かべて下さい。あんな感じでモニタにゲーム画面が表示されてると思えばイメージしやすいと思います。この場合は元々の綺麗な映像がBack Bufferで、スクリーンの粗い映像がFront Bufferです。

じゃあ『A4の紙で書いてA4の紙にコピーすればいいんじゃない?』『元々の映像とスクリーンの大きさを同じにすればいいんじゃない?』と思った方。ではFront BufferとBack Bufferを同じサイズに設定してみましょう。


………
………………

できませんよね?
そうなんです。FFXI ConfigではFront Buffer=Back Bufferという設定は用意されていないんです。ちょっとイジワルな感じがしますよね。
ではどうすればいいのかと言うと、A4で書いた絵を縮小コピーしてしまえば、荒い部分は目立たない!ということです。つまりFront Buffer(コピー後のサイズ)<Back Buffer(元の絵)に設定すれば良いのです。
標準の設定だと
・Front Buffer:1024 x 768
・Back Buffer:1024 x 1024

という設定になると思いますが、残念ながらこれではちょっと残念な画質になってしまいます。
そこでMipMapと同じように自己責任でレジストリを変更することで、感動するほどの画質でプレイすることが可能です。これもMipMapと同じように最後に書きますので『さっさと教えろよ!』という方はすっ飛ばして最後の方へお進み下さい。

▽TexturePerformance
TexturePerformanceで設定できるのは
・General
・MenuMap
の二つです。

Generalの項目はテクスチャを圧縮するかどうかの設定をします。
HIGHは圧縮率が高く処理速度が向上しますが、見た目が荒くなります。
LOWでは圧縮率が低く処理速度は低下しますが、見た目は綺麗になります。
これは各自のPCのスペックと相談して決めてください。

MenuMapの項目ではFFXI内で見るMAP(地図)の綺麗さを設定します。
HIGHは圧縮率が高く処理速度が向上しますが、見た目が荒くなります。
LOWでは圧縮率が低く処理速度は低下しますが、見た目は綺麗になります。
これも各自のPCのスペックと相談して決めてください。

▽3DMap設定
3DMap設定では
・BumpMap Enable
・Deform Animation
の二つの項目があります。

BumpMap Enableにチェックを入れると地形に陰影をつけることでより立体的に表示することができます。この項目にチェックを入れるには条件がありますが、最近のパソコンで満たしていないパソコンを探す方が難しいので、深く考える必要はないと思います。

Deform Animationは草木のエフェクト(揺れなど)を表現するかどうかを設定します。
OFFにすると草木は揺れません。
SMOOTHにするとNORMALよりスムーズに揺れます。

▽他の設定
残りのタブについては画質に関係ありませんので、説明は省かせていただきます。
 



▼2.レジストリの変更
ここからは自己責任の領域となります。
以下の手順を試してパソコンが起動しなくなっても、以下のファイルをダウンロードしてウイルスに感染しても、ボクは責任を取りません。それを自分でもう一度確認してください。
確認しましたか?もう一度書きます。何があっても責任は各自で取ってください。ボクは知りません。

さ、二度確認したところで説明にはいります。
まず最初にFront BufferとBack Bufferの変更ですが、レジストリなんてワカンネーヨバーカバーカって方は『ttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/7541/ffconfig.lzh(このURLをコピーして、ブラウザのアドレスの所に貼り付け⇒頭にhを追加)』をダウンロードして解凍してください。
そしてフォルダの中の『f1024x768_b2048x1536.js』をクリックするだけで設定完了しちゃいます。
※ボクがダウンロードしたときは問題ありませんでしたが、最悪ハックされてウイルスが混入している可能性は否定できません。これも自己責任で!

これで高解像度でプレイできるわけですが、一度ログインして動作を確認してください。軽いエリアで試しても仕方ないので、白門やアルザビあたりで試してみるのが良いと思います。ここで動作が重くなったり、パソコンのファンが急激に回転しだしたら、ログアウトしてより数値の小さいファイルを実行することをオススメします。

これでレジストリを弄らなくても良くなった!と喜んだ方。MipMapの設定を忘れていますね?
MipMapを設定するツールはありませんので、結局レジストリは変更する羽目になってしまいます(MipMapとFront Buffer・Back Bufferの変更は9割が同じ手順)

それではレジストリ変更の旅に行きましょう。
1. まずウィンドウズのスタートメニューからファイル名を指定して実行を選択します。
2. 新しいウィンドウが開き名前のところがピコピコしてると思いますので、そこにregeditと入力してOKを押してください
3. 新しいウィンドウ(左画面と右画面)が開きますので、左画面でHKEY_LOCAL_MACHINE→SOFTWARE→PlayOnline→SQUARE→FinalFantasyXIの順に開いてください。沢山あって見つけにくいですが、頑張りましょう。
4.画面の左側に0000~0004までが変更する箇所です。
0000→MipMMapの設定
0001・0002→Front Buffer
0003・0004→Back Buffer

となっています。

0000をダブルクリックすると新しいウィンドウが開きます。ここの数値を『1~6』の間で調整してください。恐らくFFXI ConfigでONにしてあると『3』になっていると思います。最高画質で『6』なのですが、この設定はパソコンの負荷が増大します(Front BufferとBack Bufferも変更しているとFFXIが起動しなくなるケースもあります)ので、ご自分のパソコンのスペックと相談してください。
ボクが設定を『6』にした時は、デスクトップ(ベンチ3HI9000)では快適でしたが、ノート(ベンチ3HI4000)では混雑しているエリアに行くと若干イラッとしました。参考までに。

0001~0004はベンチ3HIで8000以上出るパソコンなら以下の設定で良いと思います。
0001=1024(FrontBuffer)
0002=2048(Back Buffer)
0003=768(FrontBuffer)
0004=1536(Back Buffer)

ただ注意しなければならないのが、数字を入力する前にかならず『10進数』にチェックを入れて下さい。
以上でMipMapとFront Buffer・Back Bufferのレジストリ変更は終了です。

FFXIを起動して動作を重いエリアで確認してください。
もし動作が重くなったり、FFXIが起動しない場合は…

1)MipMapの設定(数値)を下げる
2)Front Buffer・Back Bufferを下げる
0001=1024(FrontBuffer)
0002=1024(Back Buffer)
0003=768(FrontBuffer)
0004=768(Back Buffer)

 なお上で挙げたFrontBuffer1024×768 Back Buffer2048×1536の設定ですが、ボクのデスクトップでは余裕でしたが、ノートでは厳しい感じでした。恐らく動くことは動きますが、熱がとんでもないことになり寿命が縮まります。
ちなみにこれ以上(FrontBuffer1024×768 Back Buffer2048×1536以上)画質を上げることも可能ですが、画質の綺麗さと処理の重さの釣りあいが取れていない気がします。
あと注意点として、FrontBuffer1024×768 Back Buffer2048×1536にすると文字がとても小さくなります。縮小コピー(表示される絵1024×768 元々の絵2048×1536)しているのですから、当然の現象です。この辺の好みもあるので、解像度は幾つかのパターンを試してみることをオススメします。


さて最後にもう一つ設定の変更を。
ウィンドウズのデスクトップ上で右クリックをすると、出てくるメニューの中にグラフィックボードの名前がありますよね?それを選択して下さい。
そして3D設定→3D設定の管理を選択します。この辺は各環境で違いますが、その辺をポチポチしてるとお目当ての項目が見つかると思うので頑張ってください。
そしてテクスチャフィルタリングのクオリティをハイパフォーマンスに設定。
さらに異方性フィルタリングを 『16x』 に合わせてください。

これで全ての設定が完了です。
あとは各自の環境に合わせて調節し、美麗なFFXIをお楽しみ下さい。
 

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